【書評】ごはん作りが苦手な人に贈りたい『毎日のごはんは、これでいい』 – good life note

【書評】ごはん作りが苦手な人に贈りたい『毎日のごはんは、これでいい』

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今回紹介するのは、『毎日のごはんは、これでいい』という料理に関するエッセイ本。

7人の料理研究家のプライベートごはんについて、詳しく知ることができる本です。

ごはんは毎日きちんと作らなくてはいけない?

私のご飯作りは割と行き当たりばったり。

この季節はいきなり「今日は鍋(おでん)にしよう!」となることも多く、あまり買いだめや作りおきもしていません。

そういう訳で、基本的に作りおきからお弁当のおかずを捻出していた私は、最近はなかなかきちんとお弁当を作れていませんでした。(それに寒いから朝なかなか起きられないし…)

そのため、そんな状況に少し罪悪感を感じており、もっとちゃんとしないといけないなーと思っていたんです。

そんなとき、出会ったのがこの『毎日のごはんは、これでいい』。

この本を読んで、料理研究家の方々の普段のごはんについて知り、「もしかして、そこまできっちりと料理を作らなくても良いのかも!?」という気持ちになれました。

『毎日のごはんは、これでいい』の内容

この本では、7人の料理家それぞれが、自らの言葉でプライベートのごはんについて紹介しています。

対象の料理家はこの7名。

  • 藤井恵さん
  • 重信初江さん
  • 飛田和緒さん
  • 牛尾理恵さん
  • 浜内千波さん
  • 牧野直子さん
  • 金丸絵里加さん

7名とも、たくさんの著書を出されている有名な料理家。

そんな皆さんのプライベートごはんは、さぞかし豪華なんだろうなと思ってしまいがちですが、実はそうでもないようなんです。

内容はぜひ本を読んでいただきたいため、今回は最初の3名分の内容に触れてみます。

1.藤井恵さん

藤井さんは10年前、晩ご飯が毎日お鍋だった時期があったそう。

仕事で大量の料理を作るため、家に帰ってからも料理を作る気力がなかったといいます。

仕事で残ったご飯を子供たちは食べたがらないし、家に帰って作り置きをする気力もない…。そういう理由から夏でもお鍋を食べていたというのです。

それでも鍋は栄養たっぷりなお料理。肉・魚・豆腐などのたんぱく質はしっかり摂取できますし、野菜もたっぷり食べることができますよね。そのことが、母としての救いだったそうです。

この他の内容としては、考えずに作れるお弁当のワザ、常備菜の「作りおき」はせずに「野菜を下ごしらえ」してストックしておく理由、藤井さんなりの料理の考え方などについて書かれています。

味付けの仕方など、私自身も今だに悩んでしまうようなことについてもわかりやすく説明してくれていて、参考にしたい内容が盛りだくさんでした。

2.重信初江さん

重信さんも、大変な撮影の後で自分が作ったものを食べる機会ということはあまりないそう。

極端な話、とてもジャンキーなものを食べたい症状に駆られるほどだといいます。

この他の内容としては「作りおき」としてよく作っている「浅漬け」の作り方、重信さんが常備している食品、おすすめの調味料、後は一人暮らしならではの贅沢などについて書かれています。

私も過去に一人暮らしをしていた時期があり、とても内容に共感できたため、一人暮らしをされていて楽しみながら料理をしたい方にもぜひ読んでいただきたいです。

3.飛田和緒さん

飛田さんの料理の仕方は参考にしたいなと思ってしまうことばかりでした。

例えば、同じ料理を繰り返し作り、飽きたら一つ除いて一つ足すという方法。

いろいろな料理を作らないといけないと思わず、同じものを何度も何度も繰り返す。そうすることで料理は自然と上手くなっていくと言います。

そして、調味料でも食材でもなんでも良いので違うものに変えてみる。それだけで見た目も食感も変わってレパートリーがなんとなく増えていくといいます。

具体的にはレパートリーは5品あれば十分と言われていて、少し安心しました。

この他の内容としては、飛田さんの家のごはん、定番料理、だしや調味料・料理道具などについて書かれています。

飛田さんの「ちょっとずつで良い」という言葉により、少しだけ肩の荷が下りた気がします。

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おすすめポイント

1.簡単レシピがついている

この本はただのエッセイ本ではなく、レシピのページもあります。

皆さんそれぞれ2品ずつ紹介されており、7名分なので14品のレシピを掲載。

カバーに「『料理ができない』と思い悩むすべての人のために」と書かれているだけあり、掲載されているレシピは簡単に試せるものばかりです。

2.すぐに日常生活に取り入れられる

この本で紹介されていることは、料理初心者でもすぐに取り入れられるようなことが多いです。

料理をする上で自分のスタイルを確立されている方にはおすすめできませんが、料理作りに悩んでいる方は参考にしてみると良いと思います。

3.さらっと読むことができる

ページ数は少なめで、内容も全く難しくありません。

そのため気楽に読むことができますし、料理研究家のエッセイが終わる度に、まとめのページがあるので要点のみを復習することができます。

1時間もかからずに読むことができたので、普段忙しい方にもおすすめしたい一冊です!

4.料理の専門家のテクを知ることができる

皆さん、あまり家ではバリバリ料理をされていないことはわかりましたが、それでもやはり料理研究家の方の知識は豊富。

いろいろな料理法を試されている分、きちんと自分に必要なものだけを厳選して料理をされています。

おすすめの調味料や活用法も書かれていますが、自分が使ったことのないようなものも沢山紹介されていたたので、ぜひ試してみたいと思いました。

最後に

最近はインスタグラムなどのSNSが流行っており、豪華な料理を目にする機会も増えたのではないでしょうか。

そういう写真を見ると「自分も頑張らないとなぁ」と思ってしまいがちですが、全くそんなことを思う必要はなくて、自分のペースでやれば良いんだと考えさせられました。

たまにはこういうエッセイ本も良いなと思った今日この頃です。

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