京都の個性的な書店とブックカフェを巡りました – good life note

京都の個性的な書店とブックカフェを巡りました

SHARE

私は書店やブックカフェが好きで、いろいろな場所を巡るのが好きです。

京都には面白く個性的な書店やブックカフェが多く、たまに行く際には訪れるようにしていますが、結婚してからは、ほとんど行けていません。なぜなら、夫はせっかちで、用事だけ済ませて早く帰りたいタイプの人間だから。

そのため、一緒にカフェに入っても長くて20分が限界ですし、早いときは、飲み物を一気飲みして5分ぐらいで退店してしまいます。

私はブックカフェに入ったらダラダラと本を読んでしまいますし(混むような場所ならすぐ出ますが)、書店ではじっくり買う本を探します。

今回は、書店巡りをしたい欲が止まらなくなってしまったため、一人で京都に行ってきました。

同じ関西とはいえ、四条まで行くのに1時間半はかかりますからね…。家事などもやらないといけないので、夫を置いてあまり頻繁には京都に行けなかったのです。

今回行ったのは、ずっと行きたいと思いつつも行けていなかった書店たち。どの書店も、チェーン店にはない光った個性があり大好きになりました。

やっぱり一人で行くのが、相手の機嫌も気にしなくて良いので楽ですね。

1.「誠光社」

まず最初に向かったのは「誠光社」。

大学時代からよく訪れていた、「恵文社一乗寺店」の元店長である堀部さんが新しく作ったお店です。

ここの書店のすごいところは、全ての本を出版社との直接取引で仕入れている点。

基本的に書店は、出版取次を通して本を仕入れていますが、それを個人の書店でやるのはなかなか難しく、それが高いハードルとなり、新刊書店を開業できない人が多いという現状。

それを打開するため、実験的に始められたのがこの書店なのです。

ミシマ社のような小さな出版社だけでなく、新潮社や幻冬舎などの大手の出版社との直接取引が成立しているのは、堀部さんが店長だからという理由もありそうですが、こうやって書店の常識がくつがえされていくというのは面白いなと感じました。

棚もとても魅力的で、普通の書店でも置いているはずの本も、“誠光社マジック”で気になる本に変わってしまいます。

ここで購入したのは、『絶望図書館』という短編集、『かもがわご近所マップ』、“READ MORE BOOKS”(もっと本を読みましょう)缶バッチです。

今回購入した本は『絶望図書館』だけですが、読みたい本がありすぎて選びきれなかったというのも理由のひとつ。

今回書店巡りではなかったら、小さい書店ではあるものの1時間ぐらい滞在してしまっていたかもしれません。

そして、個人的には京阪の「神宮丸太町」駅から徒歩3分で行けるというのがありがたかったです。

「恵文社一乗寺店」は京阪の「出町柳」駅で降りて叡山電車に乗り、着いてからも更に少し歩くので、十分に時間があるときにしか行けないんですよね。。

「誠光社」みたいな書店が近所にあったら、毎日通ってしまうだろうなと思います。

<SHOP INFO>
誠光社
〒602-0871
京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437
OPEN:10時~20時(無休(12/31〜1/3除く))
ACCESS:京阪「神宮丸太町」駅から丸太町通を西へ 徒歩3分
URL:http://www.seikosha-books.com/

 

番外編:お昼ごはんと「ミシマ社の本屋さん」

四条に戻る前に「誠光社」の近所の「大きなかぶ」でごはんを食べました。

その際、先ほど購入した『かもがわご近所マップ』を見ていると、ぼんやりと行きたいと思っていた「ミシマ社の本屋さん」が近所にあるということが判明。

「ミシマ社の本屋さん」はミシマ社という出版社が京都オフィス内で、自分たちの出版する本を販売するという珍しい試み。

金曜日のみ営業しているということは知っていましたが、まさかこんな近くにあると思わず、急きょ行ってみることに。

狭い通路を通っていくとそこにミシマ社はありました。

しかし!看板が出ていないなぁと思ったら、残念なことに営業は13時からだったのです。

私が行ったのは12時。他にも書店や美術展を巡る予定だったこともあり、後1時間も待つのは厳しかったため今回は諦めました。

⇒(関連記事:「伝統文化と現代アートのコラボ!『草間彌生 My Soul Forever』を堪能してきた」)

でも場所はわかったので、次回も「誠光社」とセットで巡りたいと思います。

ミシマ社の考え方がすごく好きで本もいろいろ読んでいるので、ぜひ近いうちに行ってみたいです。

<SHOP INFO>
ミシマ社の本屋さん
〒606−8396
京都市左京区川端通丸太町下る下堤町90-1ACCESS:京阪「神宮丸太町」2番出口より徒歩2分
OPEN:13時~19時(金曜日のみ営業/月1で土曜日営業)
URL:http://mishimasha.com/kyoto/

 

2.「京都天狼院」(「天狼院書店」)

「天狼院書店」は東京(池袋)と福岡にもありますが、2017年に京都の四条にも「京都天狼院」としてオープン。

変わったことをやっている書店とは聞いていたので、訪れるのをとても楽しみにしていました。

こんなところに書店があるのかな?と思いながらも、飲食店の並ぶ道を進んでいくと「京都天狼院」はありました。

お店の前にソフトクリームの置物が置かれていたこともあり、まさかここが書店だとは思わず一度通り過ぎてしまいましたが無事到着。

中に入ると店員さんに「この書店ではカフェとしてもお使いいただけます」と声を掛けていただけました。

1階は書店と、奥に「こたつ席(!)」などの席が16席あり、2階には34席があるそう。

店内は思っていたより広くはありませんでしたが、京都に関連する本を集めた棚があり、これも京都に関連する小説なんだーなどといろいろな学びがありました。

そして私が気になったのは、「天狼院秘本」。

(↓これは東京の写真です)

これを眺めているとまたまた店員さんがこの秘本について説明しにきてくれました。

こんなに店員さんが話しかけてくれる書店珍しくないですか?

秘本は、表紙がブックカバーで覆われている上にビニール袋に入っているため、購入するまで全く何の本かはわかりません。

更に、この本のタイトルは購入してわかってからも、「ご開帳」という形で「天狼院書店」が中身を明かすまで教えることができません。

そのため、以下のルールを守れる人のみが購入できるとのこと。

  1. タイトル秘密です。
  2. 返品できません。
  3. 他の人には教えないでください。

売っていた秘本は6代目~8代目天狼院秘本。

なんと8代目天狼院秘本は全5巻のコミックのセットでした。

1代目~5代目は既にタイトルが明かされており、店頭で並んでいましたが、ビジネス小説が多く、「なるほど、自分では買わないラインナップだな」と思いつつも、せっかくなので自分が選んだ以外の本を読んでみようと思い、7代目を購入しました。

この本はまだ読んでいませんが、これも絶対自分では買わないような本でした。

「ご開帳」になったらこの本についても記事にしたいと考えています。

今回はカフェは利用しませんでしたが、カフェメニューもなかなか充実していたため、また行ってみたいと思っています。

噂には聞いていましたが、小説家を目指す人やリーディング・ライティング力を身に付けたい人のための「天狼院のゼミ」の開催や、有料メルマガの配信、雑誌『READING LIFE』の発刊など、本当にこの書店は何を目指しているんだ!?と(良い意味で)思ってしまうような個性派書店でした。

<SHOP INFO>
京都天狼院
〒605-0805
京都府京都市東山区博多町112-5
ACCESS:京阪「祇園四条」より徒歩5分
OPEN:10時~22時(定休日不明)
URL:http://tenro-in.com/category/kyoto

スポンサーリンク

3.「ホホホ座 三条大橋店」

四条方面から先斗町(ぽんとちょう)をずーっと歩いていくと、その先に「ホホホ座 三条大橋店」があります。

本当は元「ガケ書房」の店主が作った、元祖「ホホホ座」(「ホホホ座」は名前を共有し、いろいろなところにお店がある)に行きたかったのですが、時間の都合上厳しそうだったため諦めました。

こちらの書店では古本と新刊書、雑貨を取り扱っていますが、割合としては古本が一番多め。

喫茶スペースにはテーブル6席と立ち飲みカウンター(1~2人)があり、買った本をそのままそのスペースで読むことができます

バターチキンカレーやラム酒漬けドライフルーツのパウンドケーキなど美味しそうなメニューを見て「食べたい…」と思ったものの微妙な時間だったため断念。

購入したのは藤野可織さんの『パトロネ』という短編集。

ちょうど電車で京都へ向かうときに、彼女の別の短編集『ファイナルガール』を読み終え、別の本も読んでみたいと思っていたので発見できてうれしかったです。

マッチを貰えるのも、すごくレトロな感じがして良いですね。

大阪市にも「ホホホ座 西田辺」というお店があるため、近々行かないとなと思っております。

<SHOP INFO>
ホホホ座 三条大橋店
〒604-0961
京都府京都市中京区木屋町通三条下ル石屋町126-1
OPEN:12時~19時(喫茶ラストオーダー 18時/月曜日休)
ACCESS:京阪「三条京阪」駅から徒歩3分/京阪「祇園四条」駅から徒歩8分
URL:http://www.hohohoza-sanjo.com/

 

4.「TERMINAL CAFE」

最後に行ったのは「TERMINAL CAFE」という不動産が運営しているブックカフェ

2階は不動屋さんになっていることもあり、置いている本はインテリアや暮らしの本が多かったです。

その他にも様々なジャンルの本が置いていましたが、思っていたより本の数は多くありませんでした。

それでも、美味しいスコーンを食べ、じっくり読みたいと思っていた『サイレンと犀(さい)』という歌集を読めたのでとても満足しております。

関連ランキング:カフェ | 四条駅(京都市営)烏丸駅大宮駅

京都の書店・ブックカフェを巡ってみて

やはり、京都は面白い書店が多いと改めて感じました。

ただ、実は同じ日に絵本を中心に販売をされている某書店にも行ったのですが、あまり良くないイメージを持ってしまったので何も買いませんでした。今回は紹介もしないでおきます。

あと個人的に残念だったのは、京都マルイにあった書店「futaba+」がなくなっていたこと。

本のセレクトはもちろん、著者別に並べてある棚が見やすく、よく行っていたのでとても残念でした。

大阪の大丸心斎橋にも「futaba+」が入っていたのですが、こちらも閉店してしまったのでダブルショックです。

京都にはまだ行きたい書店とブックカフェはありますので、来年も足を運んでみようと思っています。

最後に

京都でお散歩をしつつ、本のある場所を巡れてとても気分転換になりました。

大阪、京都は割といろいろな書店を巡れているので、次は兵庫あたりを中心に散策してみたいと考えています。

もし今回紹介した中で気になったお店がありましたら、ぜひ足を運んでみていただきたいです。

スポンサーリンク

SHARE

*-------------------------------------------------*

よかったらTwitterのフォローもお願いします!

*-------------------------------------------------*

あわせて読みたい