伝統文化と現代アートのコラボ!『草間彌生 My Soul Forever』を堪能してきた – good life note

伝統文化と現代アートのコラボ!『草間彌生 My Soul Forever』を堪能してきた

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先日、2017年6月10日(土)~2018年2月25日(土)(会期延長中)に祇園で行われている美術展、『草間彌生 My Soul Forever』へ足を運びました。

ここでは畳敷きの展示室で現代アートを観るという、他の美術館ではできないようなとても珍しい体験ができました。

今回はこの美術展の魅力を沢山お伝えできればと思います!

私の個人的な草間さんにまつわるエピソード

私が草間彌生さんを知ったのは、7年前ぐらいの大学の現代美術論での授業でのこと。

その授業の担当の講師は『美術手帖』の元編集長の方で、その業界で働いていないと知らないような面白い話をたくさんしてくれました。そしてこの授業をきっかけに、私は現代アートに興味を持ったのでした。

その中でも、一番印象に残っているのは草間さんについての講義

講義では昔テレビで放映されていた番組の録画映像を見せていただいたのですが、その当時は草間さんの作品はそこまで一般的には知られていなかったように記憶しています。

私も草間さんのことを知りませんでしたが、その授業では他にも様々な方を取り上げていたのにもかかわらず、一番印象深かったのは草間さんについての講義でした。

もちろん彼女自身の外見や作品のインパクトさも印象に残る一つの要因だったのでしょうが、昔から幻聴や幻覚に悩まされていること、さまざまな活動に精力的に参加していたことなど、その人生自体がとても印象的でした。

その後は、2012年に全国各地で行われた美術展『永遠の永遠の永遠』や、2013年に東京の原美術館で行われた『LOVE展』、あとは直島や福岡市美術館などで草間さんの作品を見る機会がありましたが、最近は見る機会が減り、今回の美術展『My Soul Forever』も行くタイミングを逃したと思っていました。

しかし、好評のため会期延長というネットニュースをたまたま見つけ、足を運んでみることに。

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『My Soul Forever』について

『My Soul Forever』は祇園のフォーエバー現代美術館で行われている美術展。

祇園にそんな美術館あったっけ?と思われる方もいらっしゃると思いますが、祇園甲部歌舞練場内にある「八坂倶楽部」という、築 104 年の伝統的日本建築の有形文化財を数年間限定で借り、2017年 6月10日から美術館としてオープンしています。

そしてその記念すべき第1回目の美術展が草間彌生さんの『My Soul Forever』なのです。

今回は81点の多種多様な作品を展示。

81点と聞くと少し物足りなく感じるかもしれませんが、個人の楽しみ方次第な気がします。

展覧会タイトルの『My Soul Forever』は美術館名の「Forever」とも掛けていますが、草間さんの作品制作のテーマが「永遠」であるため、この美術展を構成するテーマにもなっています。

行ってみての感想

まず、敷地内に入ると大きな南瓜(かぼちゃ)が。これは草間さんの展覧会に行くと必ずといって良いほど置いてあるやつですね。

この南瓜は写真撮影OKとなっています。


そして会場へ。

写真にちょこっと写っていますが、チケットを購入する機械は2台でした。土日祝はなかなか混雑しそう。

チケットは一般1200円、中高800円。

中高未満の子供がいくらで入れるのかはわかりません。すみません。

美術館内では靴を脱いで上がります。靴はロッカーに入れるように指示されるため、人数制限は割とすぐにかかってしまうのかなという印象でした。私が行ったのは金曜日だったので、お客さんは30名ぐらいしかいなかったように思いました。

中の展示室は4つあり、1階に第1展示室~第3展示室、庭園、ミュージアムショップ、ミュージアムカフェ、2階に第4展示室があります。

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第1展示室について

一番小さい第1展示室には、初期作品群(6点)が展示されています。

第1展示室に関しては、写真OKとなっています。

入ってすぐに見えるのは、「黄樹」という作品。

「気持ち悪い!」と言っていたお客さんもいましたが、それほど生命力溢れるリアルな作品でした。

第2、3展示室について

第1展示室より少し広めの第2展示室にはニューヨーク時代~帰国してからの作品8点が展示されていました。

1958年にシアトルからニューヨークに転居した草間さんは、積極的に作家活動を開始し、網の目の反復からなるモノクロームの作品群を作成しました。

そして、ニューヨークでの活動に疲れ、その後帰国します。

今回展示されているのは帰国したからの作品の方が圧倒的に多いです。

水玉、網によって構成されている作品が多く、この頃から、草間作品を代表する南瓜の作品は存在していたことがわかりました。

そして第2展示室よりさらに広い第3展示室には中期の作品群18点を展示。

印象的だったのは、色違いの同じ作品がたくさんあったこと。

ハイヒールや花の絵などがその対象でしたが、こういう焼きまわし的な作品も現代アートならありなんだなぁと衝撃を受けましたね。

絵画だと色違いの作品ってなかなかできないじゃないですか…当たり前ですが。

庭園について

1階には庭園もあり、外に出ることもできます。

私は外には出ておらず、2階から眺めただけですが外国人の方々はとても楽しんでいるようでした。

2階にはこんな休憩スペースもありますよ。

私が行ったときはかなり空いていたので一休みしました。

ミュージアムショップ、ミュージアムカフェについて

ショップは写真NG。今回はカフェも行っていないので、チラシの写真を載せておきます。

そしてカフェの詳しいメニューはこちら。

昼ごはん食べてなかったらここで食べたかった…。

個人的にロールケーキ、あんみつ、パンケーキは苦手なのでカフェには入りませんでしたが、草間さんの作品が好きで、スイーツ好きな人は楽しめること間違いなしです。

第4展示室について

2階に上ると第4展示室があります。ここは一番広い展示室で、44作品を展示。

やはり水玉、網の集合体を用いて描いた作品が多く、草間さんの作品テーマでもある「永遠」をイメージさせられます。

また、絵だけでなく、期間限定の草間彌生カフェで使われていた食器なども展示されていました。

舞台には「私の魂を乗せてゆくボート」という作品を展示していて、こちらの作品は写真撮影OKです。

この作品は、規制の手漕ぎボートに無数の布製の突起物を張り付けているのですが、残念ながら、私はこの作品については本当によくわからなかった。。

これも永遠をイメージされているような気がしますが。

作品はこれで最後です。

座りながら鑑賞できる?

展示室はすべて畳敷きとなっており、畳に座って作品を鑑賞することもできるとHPやチラシには書いていました。

そのため、座って鑑賞しやすいように展示作品も少し低めに展示するなど工夫されているようですが、実際は皆さん立って鑑賞されていました。

座って鑑賞できるなんて全く考えもしませんもんね。

私は帰ってからこのことを知ったのですが、座って良いと知っていたらぜひ座って鑑賞してみたかったです。

これから行かれる方はぜひ積極的に座ってみてください。

最後に

この美術館だけでしか味わえないポイントがたくさんあることが伝わっていれば幸いです。

フォーエバー現代美術館は数年間でなくなってしまうようなので、ぜひこの機会に行ってみてくださいね。

和と現代アートのコラボレーションという新しい空間を体感してみてください。

『草間彌生 My Soul Forever』
URL:http://www.fmoca.jp/display/index.html
会期:2017年6月10日(土)~2018年2月25日(日)(12/30~1/3は休み)
時間:午前10時~午後6時
場所:フォーエバー現代美術館
最寄り駅:京阪電車の『祇園四条駅』6番出口から徒歩8分

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